■レーシック情報:医師選びは知識と経験が大切


■レーシック情報:医師選びは知識と経験が大切ブログ:2015-05-18


中学・高校時代、
ぼくは母親が作った弁当を持って学校へ通いました。

アルミの大きな弁当箱の中には、
赤いウインナー、塩辛い卵焼き、ピーマンの炒め物、
ごはんはギュウギュウ詰め…
それがぼくの弁当の定番でした。

12時休み、弁当の蓋を開けると、
ごはんの表面には、
のりで眉や目や鼻を、桜でんぶで口や頬を描いて、
母親は、その日の自分の気持ちを表していました。

時には怒った顔、時には悲しい顔、
まれに、にっこりとした笑顔もありました。

前の日に母親と喧嘩をしたときは、
決まって怒った顔でした。

最近は、お弁当に工夫を凝らして、
ブログなどで発表される方も多いようですが、
もう三十年以上前の話ですから、
母親の弁当は元祖デコ弁かもしれませんね。

とりわけ中学生のころは、
ほとんど母親とは口を聞かず、聞いたとしても、
ぼくが怒鳴ったり、文句を言ったりするばかり…

思春期や反抗期、いろいろな理由があったのですが、
「なんで産んだんだ!ばかやろう!」
そんなことを口走った次の日は、決まって悲しい顔が書いてありました。

「いってきます」「ただいま」も言わないで、
無言で弁当を持って学校へ行くお子様に、何かを伝えようと、
弁当に託していたのでしょう。

母親がぼくに気持ちを伝えようとした元祖デコ弁の顔を、
ときどき思い出します。

どんな時でも、
ぼくとのコミュニケーションを諦めたり、
ぼくを見捨てたりしなかった母親には頭が下がります。

1週間くらい前、久しぶりに実家に帰った時、
母親に「何が食べたい?」と聞かれて
「弁当に入っていた卵焼き」と言ったら、
「せっかく来たのに、そんなものでいいの?」と言っていましたが、

ぼくにとっては、母親を思い出すおふくろの味。
一番のご馳走なのです。





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